塩化ビニル(塩ビ)ライニング被覆鋼管の塩ビ被膜を剥離する際に使用するスキルを必要としない剥離カッターです。
塩ビライニング被覆鋼管を使用した工事の際に、接続部分などの塩ビ被膜を剥離する必要があり、今までは、マイナスドライバーとハンマーを使用し、割っていました。しかし、管体を傷つける恐れや作業者の技量の違いによる施工品質の低下、被覆破片の飛散による安全上の懸念があります。又、細かな被覆の一部が管に残ると、その除去にも時間がかかっていました。そこで、作業者の技量を必要とせず、施工品質が安定し、狭所でも使用できる剥離カッターを開発しました。
剥離カッターは、新設管等に使用する管端剥離タイプと、既設配管からの分岐取出しなどに使用する中間剥離タイプの2種類があります。
管端剥離タイプ:25A〜100A
中間剥離タイプ:25A、32A
対象管種:塩ビライニング被覆鋼管(粘着タイフ゜)
使用環境温度:−5℃から50℃