ガス設備調査とは、法令に基づいて、4年に一度、お客さまのご自宅にお伺いし、ガス設備のガス漏れ検査の調査を行うものです。ガスを安全に安心してお使いいただくために、必ずガス設備調査をお受けください。
お客さまの敷地内にあるガス配管は、地下にある配管も、建物に組み込まれている配管も、すべてお客さまの所有物です。大切な資産だからこそ、大阪ガスネットワークが定期的な点検にお伺いします。また、ガス配管の近くで工事をされるときは、大阪ガスネットワークへお申し出ください。
ガスを快適にお使いいただくために、大阪ガスネットワークではガス事業法および関係法令等に定められた「定期的な点検(ガス設備調査)」を実施しています。点検にお伺いした際には、ご協力ください。また、お気づきの点がありましたら、いつでも大阪ガスネットワークへお問い合わせください。
ガス漏れ等の緊急事態が起こったとき、地上からの操作により建物全体のガスを遮断し、二次災害の発生を防止する装置です。ガス漏れの有無や、開閉操作ができるかどうか等を確認するため、定期的に点検を実施します。
地中に埋設されているガス管(鋼管)の腐食の進行を防ぐための設備です。一般的な防食設備は「流電防食方式」と呼ばれ、土に対する自然電位がガス管よりも低いマグネシウムをガス管の横に埋設し、電気的に接続することでガス管の代わりにマグネシウムを腐食させてガス管を保護する方法です。中圧の埋設ガス管に設置されている防食設備については、防食機能が正常に働いているかどうかを定期的に確認する必要があります。
埋め立て地等地盤が軟弱であることなどにより、地盤の不等沈下が予想される場所に建てられた建物に対しガス管を引き込む際、不等沈下によるガス管の損傷を防止するために設置される継手です。不等沈下伸縮継手の状態を確認するために、定期的に伸縮量の測定を実施します。
免震建物にガス管を引き込む際、地震による建物と地盤の間に生じた変位(ずれ)を吸収する機能を有する継手です。ガス漏れの有無や、免震継手直上に設置されているガス漏れ警報器の有効期限、免震継手が変位を正常に吸収できる状態にあるかどうかを定期的に確認する必要があります。
ガス漏れ、地震などの緊急事態が起こったとき、防災センターや守衛室などに設置された操作盤のボタンを操作することで、建物全体のガス供給をすぐに遮断できる装置で、保安上重要度が高い建物に設置する必要があります。また、感震器と連動させることで、大地震が発生した際に自動的に遮断させることも可能です。正常に遮断するかを確認するため、定期的な作動テストを実施することが法令で定められているほか、遮断機能を適切に維持するため、定期的なメンテナンスをおすすめしています。
供給しているガスを高い圧力から設定した圧力に整圧する設備です。また、ガスの消費量が変動した際にもガスの圧力を安定させることができるなど、安定してガスをお使いいただくために極めて重要な役割を果たしています。設備の健全性を確認するために、定期的に巡視点検を実施する必要があります。また、安定した整圧機能を維持し、ガス漏れなどのトラブルを未然に防止するために、定期的な分解整備をおすすめしています。
専用ガバナの中でも比較的小型でメンテナンスフリーな機種を指します。設備の健全性を確認するために、定期的に巡視点検を実施する必要があります。また、安定した整圧機能を維持し、ガス漏れなどのトラブルを未然に防止するために、定期的な交換をおすすめしています。
本装置は遮断弁と操作器で構成され、ガス漏れ警報器と連動することによって、ガス漏れの発生などの非常時に自動的にガスを遮断することができるものです。また、この製品は操作器のスイッチ操作だけで遮断弁の開閉やガス配管の漏えい検査を自動的に行うことができます。さらに、操作器に内蔵した感震器で揺れを検知し、一定規模(震度5弱相当)の地震発生時に自動的にガスを遮断します。建物内の各テナントへの設置をおすすめします。
正常に遮断するかを確認するため、定期的な作動テストを実施する必要があるほか、遮断機能を適切に維持するため、定期的な取り替えをおすすめしています。