概要
ねずみ鋳鉄管折損対策・鋼管腐食対策等、経年管の入替技術として非開削でポリエチレン管に更新する工法です。曲がり部を含む管にも適用でき、入替工事費を削減するとともに道路の掘削を少なくし、道路交通など周辺環境に与える影響を緩和します。
特徴
- 入替えをするガス管の両端を掘削し、その管より1サイズ以上小さいポリエチレン管をウインチで引込みます。
- 曲管がある場合はポリエチレン管を蒸気加熱し、円形のままウインチで引き込み、冷却します。
- 残される既設管は防護管として機能します。
効果
- 掘削量削減により入替工事費用が、開削工事の約50%にコストダウンできます。
- 工事期間短縮により付近住民へのサービス向上が図れます。
- 通常の材料・道工具が使用できるため、維持管理が容易です。
- 既設管を利用するため廃棄物が発生しません。
- 工事が簡単で迅速なため入替え工事の促進が期待できます。