“新導管MAPシステム”とは、当社が保有するガス供給設備の情報をGIS(Geographic Information System:地理情報システム)を用いて地図上に表示・管理するマッピングシステムです。
新導管MAPシステムは当社が保有する約62,800kmに及ぶガス供給設備の位置情報に加え、過去のガス工事や他地下埋設企業から受付した工事の履歴情報なども集約されており、業務の生産性と保安レベルの向上を実現しています。
当社では1986年からマッピングシステムを導入して以降、システムのバージョンアップを重ねており、 近年ではこれまで地図上の距離情報で管理していたガス供給設備の位置情報を緯度・経度の座標情報で変換することを目的とした”絶対座標化”というシステム改修を実施しています。
「システムによるガス供給設備情報の更新と関連情報の一元管理」と「これらの情報を活用した業務の生産性向上と保安レベルの向上」を目的とします。
新導管MAPシステムのバージョンアップを継続し、更なる利便性の向上と分析ツールとしての深化させていきます。
また、ガス供給設備の位置情報を座標に変換したことを契機にスマートフォンなどのデジタル機器が取得するGPSの座標情報を新導管MAPシステムに連携させるなどのDX化のプラットフォームとして活用を目指しています。