ガス導管は、主に地中に埋設されており、強風や浸水の影響は軽微です。しかし、地上にある減圧設備(ガバナー)は、浸水や土砂災害により、影響を受ける可能性があります。そのため、ガバナーで都市ガスの停止を行う場合があります。
お客さまのご不便をできるだけ少なくするため、大阪ガスネットワークでは下に挙げた2つの対策(浸水対策、土砂災害対策)を推進し、都市ガスの供給停止の極小化を図っています。
浸水想定範囲内の中圧Bガバナーについて、浸水による影響を受けない構造へ改修を行います。本対策を実施することで、河川氾濫等による浸水時においても、ガス供給停止エリアを極小化することが可能となります。
なお、万が一ガス供給停止を行った際は、当社ホームページ、プレスリリース等による公表を予定しています。
台風・豪雨時に土砂災害が特に想定されるエリア(土砂災害特別警戒区域)に設置されているガバナーは、他エリアへ移設、もしくは防護措置を行い、土砂流出時の設備損傷を防止します。