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OMS戯曲賞とは

ABOUT OMS

OMS戯曲賞は、1985年に当社が開設した複合文化施設「扇町ミュージアムスクエア(以下、OMS)」の10周年記念事業として1994年に創設。当社が主催し、Daigasグループの大阪ガスビジネスクリエイト株式会社が事務局の運営を行っています。

本戯曲賞は、関西2府4県で次代を担う新しい劇作家を発掘するだけでなく既に評価を得ている劇作家にも活躍の場を与えることを目指しており、関西における演劇・戯曲創作を支援する関西発信の戯曲賞として全国的にも注目を集めています。

新作を書き下ろし上演された作品を対象に、大賞・佳作を1作ずつ選び、各受賞者には賞金を贈呈するとともに、大賞作品には再演支援金を助成して活動を応援しています。
また、受賞作品と選評や選考過程を収録した冊子「OMS戯曲賞」を出版しています。

この活動は、公益社団法人企業メセナ協議会による顕彰事業「メセナアワード2011」において、芸術文化振興に高く貢献した芸術文化支援活動に贈られる「メセナ大賞部門」で、「OMS戯曲賞による関西の演劇支援」を評価され『演劇ともしび賞』を受賞しました。

*扇町ミュージアムスクエア(OMS)は、1985年3月に大阪ガス株式会社の遊休施設を活用し、劇場・映画館・雑貨店・ギャラリー・レストランを備えた複合文化施設として、大阪市北区神山町に開館しました。
3年間の暫定活用の予定で開館しましたが、多くの表現者・鑑賞者、お客さまにご利用いただき、《若者文化の情報発信基地》として親しまれ、2003年3月16日に閉館しました。

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これまでの受賞作

AWARDS HISTORY

第31回(2024年)応募数51編

◆大 賞 『そして羽音、ひとつ』 山岡 徳貴子 (トリコ・A)
◆佳 作 『てばなれ』 私道 かぴ (未上演作)

  • 入賞者

    大賞の山岡 徳貴子さん(右)、佳作の私道 かぴさん(左)撮影:面高真琴

  • 大賞

    大賞『そして羽音、ひとつ』

    山岡 徳貴子

    1973年生まれ。京都府京都市出身。
    劇団八時半退団後、〔劇団魚灯〕を旗揚げ。
    01年「祭りの兆し」で第8回OMS戯曲賞佳作受賞。
    08年「静物たちの遊泳」第52回、09年「着座するコブ」第53回岸田國士戯曲賞最終選考候補。
    10年より創作活動休止。本作が復帰作となる。

    佳作

    佳作『てばなれ』

    私道 かぴ

    1992年生まれ。兵庫県神戸市出身。
    11年立命館大学〔劇団西一風〕に所属。
    17年結成のアーティストグループ〔安住の地〕所属。
    22年「いきてるみ」で第29回OMS戯曲賞佳作受賞。

第31回(2024年) 応募数51編 大 賞 『そして羽音、ひとつ』山岡 徳貴子(トリコ・A)
佳 作 『てばなれ』 私道 かぴ(未上演作)
第30回(2023年) 応募数40編 大 賞 『みえない』武田 操美(マシュマロテント)
佳 作 『さよならの食卓』 坂本 涼平(坂本企画)
第29回(2022年) 応募数41編 大 賞 『わたしのこえがきこえますか』山脇 立嗣(未上演作)
佳 作 『いきてるみ』 私道 かぴ(安住の地)
第28回(2021年) 応募数45編 大 賞 『花を摘む人』山本 彩(未上演作) ※
佳 作 『その桃は血の味がする』山村 菜月(未上演作)
※山本彩氏は、本作にて令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞 新人賞を受賞
第27回(2020年) 応募数54編 大 賞 『セミの空の空』山本正典(コトリ会議)
佳 作 『カンザキ』ピンク地底人3号(ももちの世界/ピンク地底人)
第26回(2019年) 応募数48編 大 賞 該当者なし
佳 作 『サッカバカナ』田中浩之(伊丹想流劇塾マスターコース)
佳 作 『しずかミラクル』山本正典(コトリ会議)
佳 作 『逢いにいくの、雨だけど』横山拓也(iaku)
第25回(2018年) 応募数50編 大 賞 『同郷同年』くるみざわしん(日本の演劇人を育てるプロジェクト)
佳 作 『あ、カッコンの竹』山本正典(コトリ会議)
第24回(2017年) 応募数53編 大 賞 『メロメロたち』山崎 彬(悪い芝居)
佳 作 『午前3時59分』植松厚太郎(立ツ鳥会議)
第23回(2016年) 応募数48編 大 賞 『悪い癖』 福谷 圭祐(匿名劇壇)
佳 作 『また夜が来る』 橋本 健司(KOINU)
第22回(2015年) 応募数49編 大 賞 「誰故草(たれゆえそう)」高橋 恵(虚空旅団)
佳 作 「ひなの砦」くるみざわしん(光の領地・虚空旅団)
第21回(2014年) 応募数50編 大 賞 「或いは魂の止まり木」土橋淳志(A級MissingLink)
佳 作 「夜の素」田中遊(正直者の会)
第20回(2013年) 応募数58編 大 賞 「追伸」中村賢司(空の驛舎)
特別賞 「タイムズ」林慎一郎(極東退屈道場)
佳 作 「はだしのこどもはにわとりだ」肥田知浩(甘もの会)
第19回(2012年) 応募数49編 大 賞 「留鳥の根」稲田真理(伏兵コード)
佳 作 「限定解除、今は何も語れない」土橋淳志(A級Missing Link)
第18回(2011年) 応募数49編 大 賞 「サブウェイ」林慎一郎(極東退屈道場)
佳 作 「幸福論」稲田真理(中崎町ミュージアムスクエア)
第17回(2010年) 応募数50編 大 賞 「ムイカ」はしぐちしん(コンブリ団)
佳 作 「嘘ツキ、号泣」山崎彬(悪い芝居)
第16回(2009年) 応募数54篇 大 賞 「山の声」大竹野正典(くじら企画)
佳 作 「裏山の犬にでも喰われろ!」土橋淳志(A級MissingLink)
第15回(2008年) 応募数64篇 大 賞 「愛情マニア」サリngROCK(突劇金魚)
佳 作 「ななし」棚瀬美幸(南船北馬一団)
第14回(2007年) 応募数60篇 大 賞  該当なし
佳 作 「旅行者」田辺剛(下鴨車窓)
第13回(2006年) 応募数50篇 大 賞 「音速漂流歌劇団」竹内佑(デス電所)
佳 作 「昼下がりのミツバチ」大正まろん(流星倶楽部)
第12回(2005年) 応募数73篇 大 賞 「壁ノ花団」水沼健(壁ノ花団)
特別賞 「ヒラカタ・ノート」ごまのはえ(ニットキャップシアター)
佳 作 「愛と悪魔」司辻有香(個未来)
第11回(2004年) 応募数71篇 大 賞 「愛のテール」ごまのはえ(ニットキャップシアター)
佳 作 「夜、ナク、鳥」大竹野正典(くじら企画)
第10回(2003年) 応募数70篇 大 賞 「他人(初期化する場合)」山口茜(魚船プロデュース)
佳 作 「てのひらのさかな」中村賢司(鋼鉄猿廻し一座)
第9回(2002年) 応募数77篇 大 賞 「mju::::zikal」サカイヒロト(WI’RE)
佳 作 「コンコン とんとん ポロンぽろん」芳崎洋子
(AI・HALL SHOWCASE SELLECTION/のはら工房)
第8回(2001年) 応募数74篇 大 賞 「ひとよ一夜に18片」樋口美友喜(劇団Ugly duckling)
佳 作 「祭りの兆し」山岡徳貴子(魚灯)
第7回(2000年) 応募数87篇 大 賞 「深流波-シンリュウハ-」樋口美友喜(劇団Ugly duckling)
佳 作 「ベジタブルキングダム」酒井宏人(クロムモリブデン)
第6回(1999年) 応募数85篇 大 賞 「その鉄塔に男たちはいるという」土田英生(MONO)
佳 作 「YS」中田あかね(TPプロデュース)
第5回(1998年) 応募数67篇 大 賞 「滝の茶屋のおじちゃん」蟷螂襲(PM/飛ぶ教室)
佳 作 「パノラマビールの夜」久野那美(箱の階)
第4回(1997年) 応募数73篇 大 賞 「ここからは遠い国」岩崎正裕(199Q太陽族:受賞当時)
佳 作 「鈴虫のこえ、宵のホタル」花田明子(三角フラスコ )
第3回(1996年) 応募数55篇 大 賞 「夏休み」内藤裕敬(南河内万歳一座)
佳 作 「嵐のとなりの寝椅子」蟷螂襲(PM/飛ぶ教室)
第2回(1995年) 応募数46篇 大 賞 「ともだちが来た」鈴江俊郎(劇団八時半)
特別賞 「海と日傘」松田正隆(時空劇場:受賞当時)
第1回(1994年) 応募数61篇 大 賞 「坂の上の家」松田正隆(時空劇場:受賞当時)
佳 作 「レ・ボリューション」岩崎正裕(199Q太陽族:受賞当時)

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募集要項

TERMS
1. 応募規約
  • ● 関西二府四県に在住、または関西を主たる活躍の場とする劇作家で、新作書き下ろしのうえ、2024年の1月から12月までに書き下ろしされた作品(未上演でも可)に限ります。
  • ● 応募年に上演された作品は次年度の対象となります。
  • ● 旧作品の改訂版および同年度に他の戯曲賞に応募された作品、過去に応募された作品は対象となりません。
  • ● 一人一作品に限ります。他の戯曲賞を受賞した作家も資格あり。
  • ● 年齢、性別、国籍等は一切問いません。
  • ● 応募書類は返却しません。
  • ● 応募作品が候補作品となった場合は、入選発表までの期間に当ホームページにて閲覧に供するものとします。その際、応募作品のテキストデータ(ワード形式)を提出していただきます。また、候補作品の選評、選考経過においても、当ホームページにて閲覧に供するものとします。予めご了承のうえ、応募ください。
  • ● 受賞作品の著作権は原著者(作者)に帰属しますが、出版権は出版から1年間は発行所に帰属します。
2. 応募書類
①戯曲3部 (手書きでもかまいませんが、清書のうえ送付してください。)
● 表紙にタイトルと作者の名前を明記してください。
● 原稿は縮小印刷せず、文字サイズ10.5pt以上で印字してください。(両面印刷可)
● 枚数の制限はありません。
※ 他の作品より引用した場合は、その作品名および引用箇所を明記してください。
※ 応募作品に他の作品からの盗用・剽窃が認められた場合、確認時点で当該作品の応募
を失格とします。また戯曲賞の趣旨に鑑み、原作のある作品の脚色と判断される作品
については、審査の対象外とさせていただきます。
②劇団のプロフィール3部 (劇団の構成、上演記録等を明記したもの)
③作家個人のプロフィール3部 (氏名:ペンネームの方は本名も、住所、電話番号は必須。
e-mailアドレス、生年月日、年齢、略歴:演劇活動歴などを明記したもの)
④上演時のチラシ3部
⑤上演時の企画書3部 (作品の概要:趣旨やあらすじ、スタッフ、キャスト等を明記したもの)
※④、⑤は未上演の場合には不要。未上演の場合は、未上演であることを明記。
3. 宛先・問い合わせ先

〒550-0003 大阪市西区京町堀1-4-16 センチュリービル3F
大阪ガスビジネスクリエイト株式会社内 OMS戯曲賞事務局
TEL:06-6446-4320/FAX:06-6446-4326
e-mail:oms-info@ogbc.co.jp

4. 入選発表

2025年の11月中旬〜12月中旬(予定)
※決定次第HPにて発表

5. 賞項目及び賞金

大賞50万円/1名、佳作10万円/1名
(賞金への源泉税等は別、出版に関する権利料を含む)
※該当作品がない場合もあります。

6. 選考委員(敬称略)

佐藤信、 鈴木裕美、 佃典彦、 土田英生、 樋口ミユ

7. 出版

受賞作品に対しては、戯曲賞の価値を訴え、作品を残していくという意味を込めて、選評、選考経過及び受賞戯曲を掲載した本を2026年3月に出版予定です。

8. 主催および運営

主催/大阪ガスネットワーク株式会社
運営/大阪ガスビジネスクリエイト株式会社
協賛/株式会社MBSライブエンターテインメント
協力/ぴあ株式会社 株式会社FM802
● 個人情報保護法に基づき、応募された個人情報は適切に管理し、当事業における審査進捗管理、運営事務局からの案内・連絡・戯曲本制作のために利用いたします。

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お問い合わせ

CONTACTS

OMS戯曲賞事務局
平日:9時〜17時

TEL:06-6446-4320
e-mail:oms-info@ogbc.co.jp

大阪市西区京町堀1-4-16 センチュリービル4F 大阪ガスビジネスクリエイト株式会社内