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書籍『コミュニティ・デザイン新論』(共編著)が日本NPO学会賞を受賞

大阪ガスネットワーク株式会社(社長:村田稔、以下「大阪ガスネットワーク」)に所属するエネルギー・文化研究所(以下「CEL」)が、多分野の研究者・実践者とともに編み、昨秋刊行した書籍『コミュニティ・デザイン新論』が、このたび「第23回日本NPO学会賞(優秀賞)」を受賞しました。

日本NPO学会は、1995年の阪神・淡路大震災を契機としたNPO法制定を背景に、1999年3月に設立された学会で、同学会賞はNPO、NGO、ボランティア、フィランソロピーなどに関連する研究及び実践報告のうち、特に優れたものに授与されるものです。
このたび同学会賞を受賞した、『コミュニティ・デザイン新論』は、2010年度から2023年度まで同志社大学大学院総合政策科学研究科とCELによって実施した連携講座「コミュニティ・デザイン論研究」の講師陣から15名が執筆し、CEL研究員の弘本が企画・編集・執筆(共編著)に参画したものです。CELと関係者は「現代社会の困難=希望をめぐる難問に挑む!」をコンセプトに、「旧来のコミュニティ・デザイン論を捉え直し、アクティブな知として新たに鍛え直すことを目指す」ことで、一人でも多くのみなさまと共に考える機会となることを願って同書を刊行しました。

2025年6月15日に行われた同学会賞の表彰式では、現代社会の難問に対し、コミュニティと共生の観点から、異なる多様な分野の研究者・実務家による真摯な議論が、今後のコミュニティ・デザインの理論と実践の可能性を拓いていると評されました。
受賞を機に、さまざまな困難=希望に向き合う方々と共にある書籍として、さらに読み耕されていくことを願い、受賞のご報告とともに、改めて同書をご紹介せていただきます。

【書名】『コミュニティ・デザイン新論』
【監修/編】新川達郎[監修]/川中大輔・山口洋典・弘本由香里[編]
【編集協力】大阪ガスネットワーク株式会社エネルギー・文化研究所(CEL)

【体裁】四六判並製/368頁
【定価】本体3,000円+税 ※電子版は半額
【発行日】2024年9月9日
【発行所/発行人】さいはて社/大隅直人

【目次】
序章 対談 ― 難問に向き合っていくために
第1部 共生社会に向けての包摂/平等化はいかにして可能か?
第2部 むら・まちの持続/縮退はいかにして可能か?
第3部 現代的な共同性/公共性の創造はいかにして可能か?
終章 座談 ― 実践的研究へ

※目次の詳細は、こちら

【著者】
新川達郎、川中大輔、弘本由香里、筒井淳也、原めぐみ、北川美里、渥美公秀、山口洋典、
大和田順子、花戸貴司、松原永季、高田光雄、前田昌弘、アサダワタル、宋悟

※著者の詳細は、こちら

書籍表紙と表彰状