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プレスリリース

遠隔業務へのスマートメーターの活用開始について

  • 2025年4月24日
  • 大阪ガスネットワーク株式会社

   大阪ガスネットワーク株式会社(社長:村田 稔 、以下「大阪ガスネットワーク」)は、東京ガスネットワーク株式会社、東邦ガスネットワーク株式会社と共同開発しているスマートメーターシステム*1を利用し、スマートメーターを通じた遠隔検針等の業務を2025年5月より順次、開始します。

   主に家庭用のお客さま宅に広く設置しているガスメーターは、お客さまのガス使用量の計量や、緊急時におけるガスの遮断等により、都市ガスの安定供給や保安確保において重要な役割を果たしてきました。
   スマートメーターは、従来のガスメーターの機能に加えて通信機能を有しているため、設置することで「遠隔検針」・「遠隔操作*2 」・「遠隔データ収集*3」(以下「遠隔業務」)が可能となり、検針等*4におけるお客さま立会の負荷軽減*5や迅速な保安確保につながります。
   大阪ガスネットワークは、スマートメーターを遠隔業務に活用することで、生産性向上による将来の労働力不足への対応や保安・レジリエンスの更なる向上を図ります。
   なお、当社は、2023年10月より供給エリア内においてスマートメーターの設置を開始*6しており、2030年代前半に全戸への設置完了を目指しています(2025年3月末時点で、約100万台を設置済み)。

   大阪ガスネットワークは、今後も、変わらない安全・安心と、変わりゆく時代に対応した価値を提供することで、豊かな生活と強くしなやかな社会の実現に貢献し、社会やお客さまから最も信頼されるライフラインカンパニーを目指します。

*1    スマートメーターと大阪ガスネットワークのシステム間の信号授受を担うシステムを指します。
*2    緊急時等において、スマートメーターの遮断弁を遠隔で遮断・復帰します。
*3    スマートメーターの故障・遮断等の警報情報の遠隔取得による供給支障の早期覚知等に活用する予定です。
*4    建物内にガスメーターがある場合等の検針、およびガスメーター遮断時の現地での復帰操作等において、お客さまに立ち会いをいただいています。
*5    スマートメーター周辺の通信環境等の影響で遠隔業務ができない場合や、一部のお客さまについては、従来通りの業務(人手による現地での作業)を継続する場合があります。
*6    16号以下のスマートメーターを指しており、25号〜120号は2025年5月より設置を予定しています(120号超のメーターは2030年代前半までに遠隔検針等に対応する予定です)。 ガスメーターの種類はこちら(Webページはこちら別ウインドウで開く)をご確認ください。
   

<参考①>スマートメーターによる通信のイメージ

<参考②>スマートメーターの外観(例)