南海トラフ地震がもたらす津波による二次災害防止を目的とした津波対策の強化に取り組んでいます。
津波情報の一元監視機能、供給停止判断の支援機能などをもつ津波防災システムを開発・導入しました。震源・マグニチュード、津波警報、気象庁検潮所潮位などの津波情報収集・表示することが可能です。
地震発生直後より、震源・マグニチュードをもとに、システムに搭載している約3,000通りの津波シミュレーションの中から最適なデータを取り出し、各地点の津波到達時刻・津波の高さを判定します。
沿岸防災ブロックは、気象庁発表情報などに基づき、津波被害の発生が予想されるブロックを津波到達前に遠隔操作により供給停止することで、二次災害防止と早期復旧を図ります。