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Daigasグループは「いただきます」で育もう。をスローガンに、食育活動に取り組んでいます。

調理の効用研究

料理の楽しさ再発見 料理で脳を鍛えよう!

料理をつくると頭が鍛えられ、情緒も安定、認知症防止にも役立つかも!?
こんな、お料理好きにはうれしい話題が注目を集めています。

近年外食や中食など食の外部化が進み、家庭で料理をつくる機会が減ってきています。
料理教室などを通じて、長年にわたり、お客さまの生活と関わってきた当社は、食に関する重要性を改めて見直すため、「調理」と「脳機能」の関係を実験、「調理の効用」を探る試みを行いました。

世界初!!親子でいっしょに調理をする習慣が子どもの脳を育て、大人の脳を鍛える!

親子のクッキングコミュニケーションが子どもの脳を育て、大人の脳を鍛えることを実証することを目的に実験を行いました。その結果は?

親子クッキングイメージ

能力アップ!!「親子クッキングコミュニケーション」レシピ集

毎日の調理が脳を元気に!〜高齢者(定年後の男性)で実証〜

ガスコンロやグリルを使った簡単な調理の習慣が脳機能向上に与える効果を確認。

チャレンジしましょう!料理で脳を元気に!


  • ※実験の紹介およびデータ等を利用されたい方は、必ず当社までご連絡いただきますよう、お願いいたします(無断転用禁止)。
    ご連絡はこちらから(内容欄に「食育関連データ利用希望」とご記入ください)

調理の効用を最新の脳科学で実証!!

料理をテーマに東北大学未来科学共同研究センターの川島隆太教授と共同で実験を行いました。
川島教授は、脳の前頭葉の大部分を占める「前頭前野」を鍛えるにはどうすればよいかを研究している第一人者で、これまで単純計算や音読、他者とのコミュニケーションが前頭前野を活発に動かし、脳によいことを実証されています。
今回は夕食のメニューを考えて、食材を切り、ガスコンロで炒め、盛り付けるまでの一連の動作と脳の関係を調査。
料理しているとき、 脳は活発に動いていることを実証しました。(=脳の活性化)

  • ※各図は、調理の各プロセス中で脳活動分布を画像化したもの
    白:基準値の脳の状態 / 赤:基準値より活性化が見られる部位 / 青:基準値より活性化が低下している部位

【調理中の脳活動】(1)成人女性の例

【調理中の脳活動】(1)成人女性の例

「メニューを考える」「切る」「炒める」「盛りつける」などのプロセスでも脳の血液の流れが増え、脳が活発に動いていることがわかります。
調理では、知らず知らずのうちに頭を使っていて脳を鍛えているようです。

【親子クッキング中の子供の脳活動】(2)子供の例

【親子クッキング中の子供の脳活動】(2)子供の例

子供がホットケーキを「焼き」、「盛りつける」実験でも、子供の脳が活発に動いていることがわかります。
親子でおしゃべりしながら調理することでも、相乗効果を生むようです。