活動トピックス
「第13回食育セミナー“子どもたちの心と身体の健康を考える”」を開催しました。
教育・保育・行政・病院関係者に役立つ情報提供を目的に実施。第13回目の今回は、上記のテーマで、疲労と食、健康との関係や、昆布や鶏だしの魅力を発信、多数の来場を得ることができ、大変有意義な内容であったと好評いただきました。
日時:2019年 3月 2日(土) 13:20 〜 16:10
場所:hu+gMUSEUM
参加:教育・保育・行政・病院関係者 171人 Daigasグループ関係者 32名
内容:
【講演1】 「子どもたちの健康を育む疲労回復と食生活」
国立研究開発法人 理化学研究所 健康計測解析 チームリーダー 水野 敬氏
慢性疲労の子どもが増えているといった社会問題を背景に、最近の脳科学を元に研究。社会人としての必要な資質を養うためにも、バランスの取れた睡眠、運動、食事が重要であり、抗疲労食についてなども、わかりやすくお話いただいた。
【話題提供】 「おいしく食べて、疲れをとる 昆布の入った鶏だし」
株式会社 野乃鳥代表取締役 野網 厚詞氏
11店舗の焼き鳥のお店を経営。地元ブランドの地鶏「ひょうご味どり」を播磨農業高校の生徒の皆さんと協働で飼育して流通。疲労回復成分のイミダゾールペプチドが多く含まれる手羽元と昆布の入った鶏だしを参加者に試食いただいたことで、より理解、関心が深まった。
【事例紹介】 「地域とつながる食育活動」大阪ガス株式会社
【講演2】 「子どもたちの健康を考える 母子保健・児童福祉分野の食育」
厚生労働省 子ども家庭局 母子保健課 栄養専門官 齋藤 陽子氏
「健やか親子21(第2次)」の取組とともに、第3次食育推進基本計画や保育所保育指針等の概要及び保育所における食育の取組事例などについて、詳細なデータを元にわかりやすくご紹介いただいた。
主な感想文は、
・「日々、子どもたちの疲れている様子が気になっていたので、水野先生のお話をお聞きして納得できることがたくさんありました。」
・「ヘルシーで疲労回復に効果的な鶏肉の魅力に感動、鶏手羽元と昆布の入ったおだしがとてもおいしかったです。」
・「国の方針や政策『すこやか親子21』 についても、直接、厚労省の方からデータを元に説明を聞くことができ理解が深まりました。」
・「とても貴重な機会でした。教育現場の職員や、子どもたちにも今日の内容を伝えていきたいと思います。」
<担当>
大阪ガス(株) 近畿圏部・ソーシャルデザイン室