弊社が社会貢献の一環として進めている食育と地産地消に関する取組みについてオープンな勉強会を企画、開催しました。
講師は農水省、京都市、帝塚山大学から講師をお招きし、「食育と地産地消」に関する国の政策、地域の事例などについて、ご講演いただき、関心の高い皆さまと共に学び、活発な意見交換、情報共有を行う機会となりました。参加いただいた皆さまからは、地域創生、産官学連携を進めるにあたって、とても有意義な内容であったなど、大変ご好評いただきました。
【概要】
日時:2018年8月22日(水)14:00〜17:40 場所:ガスビル3階ホール
参加者:147名 社外関係者(行政・大学他)98名、社内関係者 49名
【主な内容】
・「皆さまの「アクション」こそが原動力!地域ですすめる食育と地産地消」
農林水産省 食料産業局 食文化・市場開拓課長
西 経子氏農林水産省 食料産業局 食文化・市場開拓課長 西 経子氏
第3次食育基本計画や補助制度などの国の政策・制度のポイント、食に関する意識変化の調査結果など、地域の和食文化の魅力発信、地産地消を推進するうえでヒントとなる貴重な情報をわかりやすく幅広い視点でご紹介いただいた。
・「京都市の食育について」
京都市保健福祉局 健康長寿のまち・京都推進室
健康長寿企画課 課長補佐 管理栄養士
大西 美佳氏京都市保健福祉局 健康長寿のまち・京都推進室 健康長寿企画課 課長補佐 管理栄養士 大西 美佳氏
市長自らが牽引され、食育指導員(ボランティア)の認定制度や、食と環境が連動した生ごみ3キリ(使い切り、食べきり、水切り)運動など、京都ならではの特徴ある食育事業について、わかりやすく体系的にご紹介いただいた。
・「自治体等と連携した『ヘルスチーム菜良』の食育活動について」
帝塚山大学 現代生活学部 食物栄養学科 准教授
岩橋 明子氏帝塚山大学 現代生活学部 食物栄養学科 准教授 岩橋 明子氏
行政主導で立ち上がった 大学生による食育活動で4大学がつながった「ヘルスチーム菜良」や、「奈良市食育ネット」を自主的な活動に転換され、新たな展開となっている点など産官学連携の活動を具体的にご紹介いただいた。
【参加者の主な感想】
・「国の政策や方針をわかりやすく説明頂き、一気に理解が深まった。地域の活動に活かしたい」(行政関係の方)
・「食育の範囲は広く、対象ごとに手法が異なる。セミナーや体験、料理教室とセットで伝えることが大切と痛感した」(行政関係の方)
・「具体事例の紹介が大変参考になった。自分たち(市・大学)の取組みに活かすと共に、引き続きOG地域共創Tと連携していきたい」(行政・大学関係の方)
・「地元の食文化や食材を伝えることは郷土愛につながることを再認識した。地元のことをもっと知りたくなった」(大学関係の方)
・「産官学の食育普及事業のマッチング・交流の機会を作ってもらえればさらに有難い」(大学関係の方)
【資料リンク】
(農林水産省)
和食関係冊子等
平成29年度食育白書概要版
(京都府)
京都ネットのホームページ
ヘルスチーム菜良(ツイッター)
近畿大学
奈良女子大学
畿央大学
帝塚山大学
詳細チラシはこちら(PDF 4.03MB)
「京都市の食育について」当日ご説明資料はこちら (PDF 5.39MB)
「自治体等と連携した『ヘルスチーム菜良』の食育活動について」当日ご説明資料はこちら (PDF 5.39MB)