【ご報告】「教育・保育・行政関係者対象 食育研究会」とレシピご紹介
    
      - 開催日:2018年7月30日(月)〜2018年8月9日(木)
 
    
    
 
      
7月30日(月)〜8月9日(木)9拠点で、教育・保育関係者を対象に「食育研究会」を開催し、205名の方にご参加いただきました。今年は昨年から開始した食育出張プログラム「“和食だし”体験講座」のご紹介と地元食材の魅力発信・地産地消などをテーマに各地区別ミニセミナーを実施、多くの先生方、行政の方の参加を得て、子どもたちのための活発な意見交換をしていただきました。この研究会は先生方の研修の一環として2009年から毎年夏休みに開催し今回で10回目です。
 
 
| 地区 |  
開催地 |  
開催日 |  
参加者数 |  
セミナーの内容 |  
セミナー講師 | 
 
| 大阪 |  
ハグ 
CS淀屋橋 |  
8/2(木) 
8/3(金) |  
43名 
41名 |  
地産地消の 
取組みについて |  
大阪府河南町農事組合法人 
かなん専務理事 
道の駅かなん駅長 阪上 勝彦 氏 | 
 
 
| 南部 |  
CS堺 |  
7/30(月) |  
20名 |  
食育のあり方 
〜家庭でできること |  
こんぶ土居 三代目店主 土居 成吉 氏 | 
 
| 東部 |  
CS淀屋橋 |  
8/6(月) |  
16名 |  
地元柏原市、食育活動 
地産地消について |  
JA大阪中河内 営農指導員 所長 三並 敏崇 氏 | 
 
| 奈良 |  
CS奈良 |  
8/9(木) |  
30名 |  
こどもの輝く未来と 
朝食の関係 
〜だしのある生活〜 |  
帝塚山大学 現代生活学部 
食物栄養学科 準教授 木村 祐子 氏 | 
 
| 兵庫 |  
CS神戸 |  
8/4(土) |  
24名 |  
麹の力 |  
兵庫県たつの市 
老舗糀店『井戸糀製造所』代表 四代目 井戸 正文 氏 |  
 
 
| 京都 |  
CS京都 |  
8/7(火) |  
19名 |  
食の現状と課題、 
今後の取り組みについて |  
農林水産省近畿農政局 
経営・事業支援部 地域食品課 課長補佐(食育推進)玉川 修 氏 | 
 
| 滋賀 |  
CS滋賀 |  
8/3(金) |  
12名 |  
滋賀県の地産地消の 
取り組み |  
滋賀県農政水産部 
食のブランド推進課 穂積 直史 氏 | 
 
■開催概要
・日時:2018年7月30日(月)〜8月9日(木)10時〜13時30分
・場所:ハグミュージアム・クッキングスクール9拠点
・対象:教育・保育関係者(幼小中学校教員、栄養教諭、行政関係者など)
・概要:①「“和食だし”体験講座」紹介、地産地消・食育ミニセミナー
②調理実習でも作ることができるメニューを調理・試食
③先生方の情報交換の場
・内容:できるだけ地産地消、だしを取り入れて、調理実習に応用できるように肉、生魚不使用、食物アレルギー対応の代替品をご紹介。
(・お魚と夏野菜の和風グラタン・金つば高野豆腐・カボチャとオクラの赤出し・じゃこご飯・黒糖黒ゴマ水ようかん)
 
■ご感想
【全体を通じて】
「わかりやすく授業の参考になった」「ミニセミナーがよかった」
「講師のお話やパワーポイントがわかりやすく、だしの味見がとても驚きのある新しい体験でした」
「おいしいだしを使えば、薄味で塩分も少なく健康によいことがわかった」
「メニューがよかった。授業でできる時短料理をもっと教えてもらいたい」
「このような地域に根ざした活動をされていることを知らなかった。大変すばらしく、有難いことだと思いました」
【現場で食育を進める上での課題】
「カツオやいりこが臭いなど、だしの味がわからず、粉末しか使わない家庭が多い」
「食物アレルギー対応にかなり気を使う」「嫌いなものは食べなくてよいといった考え方が浸透している」
「塾や習い事で食生活は乱れていくばかり。ドリング剤など十代で大量摂取していいのか心配」
「食育は大切だが時間を確保することが困難」「家庭での調理機会が減っている」
「栄養士だけでなく、担任など教員との連携が難しい」
「大学男子に対する調理を通じた企画があれば、ニーズが高いと思う」
      
      
      
      
      当日のレシピの詳細はこちら(PDF:842KB)