活動トピックス
8月25日、終業後に防災プログラム「風水害24」を初めて実施し、Daigasグループ10社から28名が参加しました。
Daigasグループでは、従業員が社会課題について考え行動することを目的とした「ソーシャルデザインDAY」を定期的に開催しています。
今回のテーマは、近年増加している線状降水帯の発生や大型台風の到来による災害に着目し、開催したものです。
「風水害24」は、過去に発生した6つの大規模風水害の調査研究をもとに、NPO法人issue+designが2020年に開発したロールプレイング型のゲーム形式プログラムです。大規模な風水害が接近し、直撃・通過するまでの24時間を疑似体験できる内容となっています。
プログラムは10ターンで構成され、時間の経過とともに警戒レベルが上がります。参加者は漁師や高齢者施設の職員など、さまざまな立場の住民になりきり、各ターンで気象情報や地理情報をもとに、移動や声掛け、情報収集、救助などの行動を制限時間内に選択していきます。高潮や土砂崩れが発生するなか、自らの安全を確保しつつ、地域の人を助けるか否かという命の選択を迫られる緊張感ある体験は、実際の災害発生時に後悔しない行動を考えるきっかけにもつながる設計となっています。
参加者からは、「日頃からの準備や地域連携の重要性を再認識した」「ゲームとはいえ、非常時の優先順位やその時の感情について臨場感があった」「高台は安全だと思い込んで行動してしまった」「高齢者と避難する際の注意点や避難方法、避難時の家の管理について考えさせられた」といった感想が寄せられました。
Daigasグループは、万一の災害に備え、地域とのコミュニケーションを大切にし、よき企業市民として行動できる人づくりに取り組んでまいります。
開催概要
日時: 2025年8月25日(月)19:00〜21:00
場所: 大阪ガスネットワーク 都市魅力研究室
講師: NPO法人issue+design フェロー 洋谷友子氏
主催:大阪ガスネットワーク?、Daigasグループ“小さな灯”運動
対象: Daigasグループ従業員