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活動トピックス

思い出を守ろう!被災地支援「写真洗浄プロジェクト」を初開催しました

  • 開催日:2025年9月19日(金)
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9月19日(金)、Daigasグループ“小さな灯”運動の被災地支援活動として、「写真洗浄プロジェクト」を本社ガスビルにて、初開催しました。

水害や地震などの災害で泥に汚れてしまった写真の劣化を防ぎ、持ち主のもとに返すボランティア活動を「写真洗浄」といいます。「写真洗浄」は、被災地に直接赴くことができなくても、被災された方の心に寄り添い、思い出を守るボランティアです。

今回は、神戸に拠点をおく被災支援ボランティア団体「おたがいさまプロジェクト」の協力を得て、Daigasグループ10社から25人の従業員が参加しました。
プリント写真の表面は有機物であるゼラチンでできているため、災害で汚れた写真は、泥などに含まれるバクテリアにより徐々に浸食され、そこに写された画像が溶けて見えなくなってします。

写真洗浄の作業は、バクテリアの浸食を止めるために、災害にあったアルバムを乾燥させ、写真を丁寧に取り出して、水で汚れをやさしくこすり落とし、再度乾燥させたあと、仕上げにアルコールで拭いて、新しいアルバムに収めるという工程で行います。

参加者した従業員は、能登半島地震で被災された方の現状を伝える動画を視聴したあと、大切な思い出を取り戻すことで心の復興につながってほしいという想いを胸に、泥だらけの写真を一枚一枚丁寧に洗浄しました。

ボランティアを終えた従業員からは、「災害で傷ついた被災地の映像を見るたび自分に何かできないかと思っていた」、「被災地に遠くからでもできるボランティアがあることを初めて知った」、「きれいになった写真をみて“一人じゃない”という気持ちになってほしい、と願いを込めて一枚一枚、丁寧に
洗浄した」「写真の洗浄を通して温かく優しい気持ちになった」などの声が寄せられました。

「おたがいさまプロジェクト」の代表の大竹さんは、「毎年のように発生する水害などで作業が追いつかず、洗浄を待つ写真は、まだ数千枚もある。特にデジタル情報で思い出を保管していない年配の方にとって、写真の思い出は大切な生きる糧。一枚でも早く洗浄して被災された方に戻すには、多くの方の力が必要」と語ります。

Daigasグループ“小さな灯”運動では、今後も従業員による社会貢献活動を推進し、「写真洗浄」などを通して、災害被災地支援に取り組んでまいります。

【開催概要】
日時:2025年9月19日(金)19:00〜20:45
場所:大阪ガス本社ガスビル
講師:被災地支援ボランティア団体「おたがいさまプロジェクト」代表 大竹修氏
主催:Daigasグループ“小さな灯”運動、大阪ガスネットワーク(株)
対象:Daigasグループ従業員


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