プロフィール
富山県に生まれる。東京大学卒業。総理府(当時)に入省。1995年から埼玉県副知事、1998年オーストラリア・ブリスベン総領事などを経て 2001年内閣府男女共同参画局長、2004年から昭和女子大学大学院教授、女性文化研究所長。2007年から同大学学長(2016年3月迄) 2014年から理事長(学長兼務)。2016年から昭和女子大学 総長(理事長兼務) 現在に至る。
著書:「図説 世界の中の日本の暮らし」「新 家族の時代」「米国きゃりあうーまん事情」「副知事日記」「女性の品格」「日本の女性政策」「錆びない生き方」「日本人の美質」「60歳からしておきたいこと」「ソーシャル・ウーマン」「女性の知性の磨き方」など
内容
現代では家庭の機能が失われつつあるといわれています。また、豊かさの代償として自然や持続可能な環境が失われ、いつの間にか、生物としての生命力も衰えてしまったのではないでしょうか。家庭や教育現場には自活する力を教える役割があります。いつまでも与えられたものを食べていたのでは自立できません。食の自立は人間関係においても、自ら働きかけてかかわりを持とうとする力に繋がっていくと思います。健康は人生の必要条件、人の役に立ち、支え合うといったことを目的に生きるためにも、改めて「食」について考えます。
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