前回は、こわばった背中に呼吸を届ける動きをご紹介しました。続く今回は、仰向けに寝転がってさらに深く力を抜いていくステップです。
「伸ばす」のではなく「ゆるめる」ことを意識して、心身の緊張をほどいていきましょう。春のゆらぎを整える、心に優しいヨガの続きをお届けします。
軽いストレッチなどで背中まわりがほぐれ、呼吸が入りやすくなったら、次は床に寝て、さらに深く力を抜いていきましょう。(もちろん、疲れている日は無理をせず、いきなりこの仰向けの動きからスタートしても大丈夫です!)
立つ・座る姿勢では無意識に働いている筋肉も、仰向けになることでふっと緩みやすくなります。床に体重をゆだねながら、背中から腰へと広がる呼吸の感覚を味わい、背骨本来のしなやかさを取り戻していきます。
ヨガでは、背骨は「エネルギーの通り道」と考えられています。ねじりの動きは背骨まわりの筋肉や内臓をやさしく刺激し、巡りを整える助けになります。また、丸まって揺れる動きは仙骨まわりをゆるめ、リラックスモードである副交感神経を働きやすくしてくれます。
ここで大切なのは、「伸ばす」よりも「ゆるめる」意識です。背骨の緊張がほどけると、骨盤や肋骨の位置も整いやすくなり、結果として姿勢も自然と安定していくのです。
①半分のワニのポーズ(背中と腰をやさしくゆるめる)
②ガス抜きのポーズ(腰・背中をゆるめる)
\ ポイントまとめ /
情報提供: 日本統合医学協会