前回は、歯の健康や唾液の働きが「心の若々しさ」に直結していることを学びました。
では、具体的にどのようにすれば唾液の力を味方につけられるのでしょうか。今回は、忙しい毎日の中でも無理なく続けられる、お口のケア習慣をご紹介します。
ストレスや緊張が続くと、唾液は出にくくなり、口の中が乾きやすくなります。こうした状態が続くと、食べにくさや口臭などの不調につながることもあります。一方で、リラックスしているときや楽しく会話しているときは、唾液は自然と増えていきます。
よく噛んで食べることや、笑うことも唾液を増やすポイントです。また、唾液腺をやさしく刺激するマッサージを取り入れることも、唾液を出やすくする一つの方法です。
このように唾液の分泌が促され口の中の環境が整うと、食事を無理なく楽しむことができ、必要な栄養をしっかりとることにつながります。こうして体に十分な栄養が行きわたることは、日々の体調を整えるだけでなく、肌の状態や元気な印象といった「若々しさ」を保つことにもつながっていきます。
口のケアというと歯みがきが中心になりがちですが、唾液を意識することも大切です。こまめな水分補給や、よく噛んで食べることに加えて、人との会話を楽しんだり、歌を歌ったりすることも唾液の分泌を促します。また、ストレスをためすぎない生活を心がけることも、唾液の働きを保つうえで大切です。
ここで大切なのは、「特別なことをする」よりも「日常の質を少し整える」という視点です。忙しい日々の中でも、
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情報提供:
日本統合医学協会
日本統合医学協会 理事
博士(口腔保健福祉学)
白水雅子