冷房の効いた部屋に長くいると、身体が冷えて知らず知らずのうちに呼吸が浅くなり、肩や首のこり、慢性的なだるさを引き起こしがちです。
今回は、背骨や肩まわりをしなやかに動かし、呼吸を深めるピラティスをご紹介します。深い呼吸で自律神経を整えて、夏の重だるさをスッキリとリセットしましょう!
■ 冷房生活が引き起こす「自律神経の乱れ」
暑い夏は冷房の効いた室内で過ごす時間が増える季節ですが、その反面、「肩や首がこる」「呼吸が浅い」「夜ぐっすり眠れない」「疲れがなかなか取れない」といった不調を感じる方も少なくありません。
屋外の厳しい暑さと冷房の効いた室内との急激な温度差、身体の冷え、そして長時間同じ姿勢で過ごすことは、自律神経の乱れや筋肉の緊張、血流の低下を招き、夏バテにつながりやすくなります。
■ 深い呼吸がもたらす、心身と胃腸への好影響
自律神経が乱れると、首や肩のこりだけでなく胃腸の働きも低下しやすくなり、「食欲がない」「胃が重い」といった夏特有の不調につながることもあります。
ピラティスでは、呼吸に合わせて骨盤や背骨、肩甲骨をなめらかに動かし、体幹の深い筋肉を目覚めさせていきます。肋骨がしっかり広がる深い呼吸によって、筋肉の緊張や血流をやさしく整えることで、自律神経のオンとオフの切り替えがスムーズになり、全身のこわばりも和らいでいきます。
さらに、呼吸に合わせて身体を動かすことで内臓の働きも促され、代謝アップにもつながります。それでは、冷房疲れの予防やケアに役立つ2つのエクササイズをご紹介します。
\ ポイントまとめ /
情報提供:
日本統合医学協会
日本統合医学協会認定 メディカルピラティスインストラクター
佐藤典子