プロフィール
関西学院大学文学部教育学科卒業。大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科前期課程修了(スポーツ科学修士)。
中学から10年間、関西学院アメリカンフットボール部に在籍し、大学時代はキャプテンとして活躍。トライアスロン等、様々なスポーツにチャレンジした自らの運動経験を活かし、食事管理からトレーニングプログラムまでを考案する、トレーニング指導者として活動を始める。現在は任意団体スマートストレングスを主宰。過去に、松下電工(現パナソニック)アメリカンフットボール部ストレングスコーチ、松下電器(現パナソニック)企業3部(バレーボール・バスケットボール・野球)トレーナーや、神戸製鋼所ラグビー部のストレングスディレクター等をつとめる。現在、関西学院大学アメリカンフットボール部ストレングスコーチ、久光製薬女子バレーボール部ストレングストレーナーに従事している。また、プロ野球やJリーガー選手等のストレングスコーチとしてトレーニング指導にあたるほか、子どもたちの運動能力の向上から中高年の方々の健康づくりまで、幅広く指導を行っている。
共著:「スポーツトレーニングの常識を疑え!」ベースボールマガジン社、「JATI認定トレーニング指導者テキスト」大修館書店
内容
ここ数年、「子どもは大人の縮小版ではない」とよく言われています。過去に行なわれてきたような“子ども”という大きな括りでの指導や、成人アスリートをはじめ大人がおこなって成果を上げた指導を、そのまま“子ども”にあてはめるといったことは少なくなり、各年代において成長する運動能力や、体力に応じた指導をしていくことが、スタンダードになっています。しかし、子どもたちを取り巻く環境の変化は大きく、指導現場において、同年代に対して運動指導をする際に、個人差が大きいために思うような効果が出せないことが多々あります。そのような問題について、実際の子どもたちの体力測定の数値を示しながら、最適と思われる運動指導と、運動において車の両輪にも例えられる“食事”との関係について、お話しいただきます。
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