もうすぐ4月。新生活や仕事のペースが変わるこの時期は、気づかないうちに睡眠のリズムが崩れやすくなります。
今月は2回にわたり、新年度を元気に乗り切る「快眠」を特集します。
第1回目は、なぜ眠れなくなるのかという「理由」と、睡眠リズムを整えるための「基本原則」をお伝えします。
1. 新年度は、なぜ眠りが乱れやすいのか
生活リズムや仕事のペースが変わると、私たちの体内時計である生体リズム(概日リズム)に負荷がかかります。人の睡眠は、主に以下の3つが連動して成り立っています。
2. 快眠の本質は「夜」ではなく「朝」にある?!
睡眠改善というと「夜の過ごし方」に目が行きがちですが、実は夜の眠りの質は朝決まります。
特に重要なのが「光刺激」です。起床後に十分な光を浴びることで体内時計がリセットされ、そこから約14〜16時間後に自然な眠気が訪れるようセットされます。朝の光が不足すると、以下のような悪循環が生じやすくなります。
3. 食事・運動・入浴の「タイミング」を味方につける
\ ポイントまとめ /
情報提供: 日本統合医学協会
【参考文献】
1. 田中秀樹・古谷真樹(2007)
「快眠のための1日の過ごし方・望ましい睡眠環境」
看護研究, 40(4), 399-406
2. Tsapanou A, et al. (2015).
Daytime Sleepiness and Sleep Inadequacy as Risk Factors for Dementia.
Dement Geriatr Cogn Dis Extra, 5(2), 286-295
3. 厚生労働省「国民健康・栄養調査」