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心と身体のリセット習慣

「新年度スタートダッシュ!快眠ルーティンの極意」②

新年度への期待と不安が入り混じるこの季節。
前回は理論を中心にお伝えしましたが、今回は、忙しい人でも無理なく実践できる「快眠ルーティン」をご紹介します。
気合を入れて大きく変えるのではなく、今の生活に「ちょい足し」するだけ。
3月から始める小さな習慣が、4月のあなたを支える土台になります。

心と身体のリセット習慣

忙しい4月に備える!「頑張らない」が正解の快眠法

「布団に入っても眠れない」「休日に寝だめしてしまう」・・・。
新年度を前に、こうした不調を感じていませんか?
しかし、睡眠を整えるために「特別なこと」をする必要はありません。大切なのは、完璧を目指さず「できることを一つだけ」変えてみることです。

1. 朝のルーティン|起きたら空を見る
「朝が来た」と身体に伝えることが目的です。曇りの日でも効果はあります。

  • ・起床後すぐにカーテンを開ける
  • ・窓の近くで空を15秒見る
これだけで十分です。視覚から光の情報を入れることで、体内時計のスイッチが入ります。

2. 日中のルーティン|整えすぎない
忙しい日はできなくてもOK。「できなかった日があっても、また戻ればいい」という気楽さが継続のコツです。
  • ・昼食はできれば13時までに済ませる
  • ・昼寝をするなら15〜20分まで
  • ・眠くないのに無理に昼寝しようとしない


                                                朝のルーティン|起きたら空を見る

                                            夜のルーティン|眠ろうとしない

3. 夜のルーティン|眠ろうとしない
夜は頑張る時間ではありません。照明を落とし、お風呂は少し早めに済ませましょう。そして、脳に「これから寝るよ」と教える**入眠儀式(スイッチ)**を作ります。

  • ・パジャマに着替える
  • ・深呼吸を3回する
  • ・好きな香りを感じながら一息つく
「この行動をしたら眠る」というシンプルなパターンを身体に覚えさせることが、安定した睡眠への近道です。睡眠が整っている人は、「睡眠のために頑張っている」のではなく、「生活のあちこちを少しだけ整えている」ケースが多いのです。3月のうちに作った小さな習慣は、4月の忙しさの中でも、きっとあなたを支えてくれるでしょう。

\ ポイントまとめ /

●朝の15秒:
カーテンを開けて空を見るだけで、体内時計は整い始めます。
●夜のスイッチ:
「着替える」「深呼吸」など、簡単な入眠儀式を一つ決めましょう。
●完璧を目指さない:
できない日があってもOK。気負わず続けることが最大のコツです。
10歳若がえり隊

新年度のスタートダッシュは、気合や根性よりも「睡眠の土台」があってこそ。
まずは今日できることを一つだけ。その小さな一歩が、健やかな春への入り口です。

情報提供: 日本統合医学協会

【参考文献】
1. 日本統合医学協会 編
 『睡眠アドバイザー講座 テキスト』
 (睡眠と生活習慣、体内リズム、入浴・運動・光環境に関する教育資料)
2. 田中秀樹、古谷真樹(2007)
 「快眠のための1日の過ごし方・望ましい睡眠環境」
 看護研究, 40(4), 399-406
3. 厚生労働省「国民健康・栄養調査」
4. Milner CE, Cote KA. (2009).
 Benefits of napping in healthy adults.
 Journal of Sleep Research, 18(2), 272-281