高血圧や中性脂肪など、気になっている方は必見!今回のメイン食材はマグロです。マグロは種類によって順番に旬が巡るため、年中楽しめる食材です。前回は梅との掛け合わせによる相乗効果をお伝えしましたが、今回は「梅酒」です。エネルギー代謝を活発にして疲労回復するのはこの時期とても大事ですので、ぜひ食生活の参考にしてみてくださいね。
1人あたりのカロリー
151 Kcal
調理時間
10分以下
\ 管理栄養士から学ぼう! /
まぐろは、良質のたんぱく質と不飽和脂肪酸のDHAやEPA、鉄、タウリン、ビタミンEなどを豊富に含んでおり、血液をサラサラにし、動脈硬化、高血圧の予防と改善に役立ちます。梅酒に多く含まれているクエン酸にも中性脂肪を下げ、血流改善効果があるため、様々な生活習慣病予防に適する主食として楽しめます。また、クエン酸には、疲れの原因となる乳酸を分解し、エネルギー代謝を活発にする働きがあり、疲労回復効果があると言われています。ちなみに、梅酒に含まれているクエン酸の含有率は、レモンの約15倍、梅干しの約6倍もあります。
\ 管理栄養士のワンポイントアドバイス /
たれを煮詰める時は、しっかりとろみが付くまで煮詰めてください。サラサラした状態でまぐろを入れてしまうと、照りが付くまでに時間がかかり、まぐろに火が通り過ぎてしまいます。ふっくらとした仕上がりにするには、短時間でたれをからめることが大切です。大きく筋の入った物の方が、加熱した時に筋のコラーゲン部分がとろりとして、美味しくいただけます。安いかたまりのまぐろを見つけた時には、ぜひ筋のところを切り分けて試してください。