プロフィール
兵庫県たつの市出身。公立小中学校の教諭、兵庫県教育委員会指導主事、たつの市教育委員会学校教育課長を経て、2018年4月より、文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課食育調査官。昨年度、「食に関する指導の手引」（文部科学省）の改訂に携わった。

内容
文部科学省では、改訂した学習指導要領を踏まえるとともに、子どもの食を取り巻く状況の変化に対応するために「食に関する指導の手引」を改訂されました。手引には「食」を通して、子どもたちにどのような資質・能力が必要なのかが記載されており、学校での食育推進において大変役立つ内容です。その手引作成の背景や思いなどについてご紹介いただきます。

プロフィール
徳島県出身。徳島県内公立小学校教員後、2010年から現職。文部科学省今後の学校における食育の在り方に関する有識者会議委員、文部科学省スーパー食育スクール事業選定委員会委員、文化庁伝統文化親子教室事業に係る協力者会議委員(食文化担当) 、文部科学省小学生用食育教材「たのしい食事つながる食育」作成委員。

内容
食育において主体的・対話的で深い学びを実現するためには、自分ごとの問題解決をすることが必要です。子どもの関心事を大切にする、活動を通して子どもから引き出す、有能な学び手としての子ども観に立つ、こうしたことを前提に授業をつくることが求められます。今回、執筆いただいた食育BOOKは、子どもたちが自分ごとの学びを実現するためのヒントがたくさん盛り込まれています。その活用の実際を紹介いただきます。

プロフィール
京都・花背の料理旅館「美山荘」が生家。小さな頃から自然に親しみ料理の心得を学ぶ。結婚後、2男1女の母として子育てのかたわら、料理研究家として活動。現在NHK「きょうの料理」にレギュラー出演中、NHK BSプレミアム「あてなよる」「京都人の密かな愉しみ」の番組出演や料理監修のほか、雑誌やテレビ、講演などで活躍。近書『旨し、うるわし、京都暮らし』（世界文化社）ほか著書多数。

内容
里山の自然に親しみながら育んでこられた和食の心得や美意識について、料理研究家であり3人の子育てを通じて培ってこられたご経験やお考えをもとに、子どもたちの生きる力を育む食事や、毎日の日常生活の中で感じた「食」と「人」のかかわりなどについてわかりやすくためになるお話を聴かせていただきます。