つくる
導管計画
TAKAFUMI SUZUKI
鈴木 隆文
体育専門学群卒
2018年入社
南部事業部 導管計画チーム 導管計画グループ
仕事内容
地区担当業務とスタッフ業務の2つを担当しています。
地区担当業務とは、担当地区におけるガス導管関連工事の計画と推進業務です。具体的には、安全に、安定したガス供給をお客さまにお届けすることを目的に、古くなった導管等の改修計画や新規に敷設する導管の計画を立案し、関係部署と連携した工事準備を進めながら、お客さまや行政等との調整を経て、工事を完遂する業務を日々遂行しています。また、お客さまからのガス使用の申し込みに応じ、新たにガス導管を敷設する工事計画の立案も手がけています。
一方のスタッフ業務とは、本社と事業所の言わば橋渡し役を担う業務です。中でも私は「供給安定」担当として、本社で考案された施策の意義を理解した上で、事業所内での実行計画を具体化し、関係者と共有しながら施策を推進しています。地区担当業務は今週・来週といったスパンで動く一方、スタッフ業務は5年、10年先の将来を見据えた施策が多く、異なる性質の業務を複数並行して手がける難しさがありますが、多角的な視点を持って取り組むよう心がけています。
エピソード
会社生活の中でもっとも印象深いのは入社3年目。自身の転機とも言える1年でした。当時は、都市ガスの未整備地区にガス管を敷設し、暮らしのエネルギーとして選んでいただく営業業務を担当しており、若手の中でも高い成果を求められるポジションでした。加えて、所属しているラグビー部では副キャプテンに就いて2年目を迎え、チームのまとめ役としての働きが期待されていました。公私ともにプレッシャーを感じる中で、一時は「こんなに悩むくらいなら、一定の成果を得られさえすれば、より高い成果を求めて努力しなくてもいいのではないか・・・」とネガティブな気持ちに流れそうになったこともありました。
しかしそこで、高校時代の恩師の「全宇宙で考えるとお前の悩みなんてものは小さい」という言葉を思い出し「自分の悩み事なんて小さいことだ。悩みにとらわれて妥協するのではなく、前向きに取り組もう!」と決心し、より高い成果を求めて努力を続けました。また、その際には入社当初に先輩から教わった、「熟知している事柄であったとしても、知った気にならずに一から一所懸命に取り組むこと。そうすることで、現状に縛られない新たな発見をし、周囲に影響を与えることができる」という教訓も改めて意識しました。
結果、仕事では、凝り固まりつつあった営業手法を見直し、創意工夫することで、より高い成果を上げることができました。部活動では、まずは自らが一所懸命に取り組む姿勢を見せることで、チームをまとめました。もがきながら過ごした1年でしたが、振り返ると、大きく成長できた1年でした。そして何より、ここで妥協することなくとことん踏ん張ったからこそ、今も頑張ることができる自分があると感じています。
やりがい
スタッフ業務では「供給安定」担当であることから、近い将来、高い確率で起こるとされている南海トラフ地震などの災害対策にも携わっています。万一に備え、早期復旧ができる体制や設備を整えたり、被害により供給停止するエリアをできるだけ少なくする対策を講じたりといった施策を推進していますが、そうした業務を通じて「自分の仕事は直接社会に貢献している」と実感するとともに、重い責任と大きなやりがいを感じます。
また、施策の検討においては、全社方針等に基づく一定の道筋は決まっているものの、地区特性を考えた上で自分なりの検討を深め、実行プランに「鈴木色」を反映する余地が残っているため、自分の取り組み次第で施策をより良いものにできる点に仕事のおもしろさを見出しています。
これから
「若手社員の目標となるような中堅社員」を目指しています。入社当初より私の教育係としていろいろ教えてくださった先輩がまさにそのような人物なのですが、業務のアウトプットが高いのはもちろん、立ち居振る舞いや言動から高い人間性、優れた人間力を感じられるような人に成長したいです。
また、将来的には、会社の新しいチャレンジを任されるような社員になるのが目標です。大阪ガスネットワークは今後、関西にとどまらず海外も含めた域外でのビジネスを積極的に推進していくというビジョンを掲げています。そこでは、経験したことのない業務も出てくると思います。その際、「鈴木に任せてみよう」と名前を挙げてもらえるような存在になりたいです。
私の入社動機は2つあります。1つめは、関西に軸足を置きながらも、新規事業や海外を含めた域外進出に挑戦する姿勢に魅力を感じたことです。従来のガス事業に加えて、新しいチャレンジができる環境があり、そういった挑戦を後押しするような風通しの良い社風に惹かれました。2つめは、社員の方々から充実感を感じたことです。皆さん、仕事とプライベートが充実したイキイキとした雰囲気を感じました。そんな生活を送る自分を具体的にイメージすることができ、非常に魅力を覚えました。
私は、「Daigas struggers」というDaigasグループのラグビー部に所属しているので、オフタイムはラグビーに熱中しています! 定時で仕事を終えた後、夜遅くまでグラウンドで練習するので、体力的に辛いこともありますが、大好きなラグビーに全力で取り組める環境があることに幸せを感じています。また、職場の方々に応援していただいていることが、仕事もラグビーも頑張れる原動力になっています。部活動に取り組む中で、常に限られた時間をどう使うかを考えるクセがついたので、仕事や他の活動にもプラスに働いています。