まもる
保全
HIROKI SHIMOYAMA
下山 大輝
建築学科卒
2012年入社

現在の担当業務
水道、電気、通信――。ガス管の周辺で日々行われる「ガス以外の工事=他工事」による事故を防ぐため、私たちは延べ数百名体制で現場の立ち会いや巡回を行っています。私はこの部門の統括として、現場ルールの刷新や、年間数万件の申し込みを処理する「WEB受付システム」の開発プロジェクトなどを牽引しています。
現チームに配属される前は他工事業務の現場を担当していました。当時培った知識や経験を活かしつつ、より円滑に効率よく業務にあたれる環境整備に取り組んでいます。
これまでのキャリア
現場を担当していた当時、他工事にともなうガス管移設の多発により全体の工期が遅延になる事態に直面したことがあります。
私は「適正工期を守ること」を最優先すべく、自分の担当外も含めた全工程に深く関与することを決意し、“大阪ガスネットワークの窓口”として社内担当者から工事会社さま、行政まで各所との交渉や調整に奔走しました。
そのときに感じた「現場では今なにが起き、なにに困っていて、なにが必要か」という肌感覚は、現在のシステム開発やルール策定における私の判断基準の核となっています。新たな施策に乗り出すとき、一度立ち止まって自分自身に「現場にとって本当に使いやすいか?」「保安レベルは維持できるか?」と問いかけられるのは、あのときの現場での経験があるからです。

やりがい
私が企画・導入を主導したWEB受付システムや新しい業務ルールは、現場で働く数百人の社員の働き方を変え、その先にある数万件の工事の安全性を左右します。自分の仕事が組織全体に変化を及ぼし、ガスという社会インフラをより強固なものにしていく手応えをダイレクトに感じられるのが、現在のポジションの醍醐味です。
新たな仕組みの検討にあたっては現場業務にあたる各地区のキーマンを集めて話し合うこともありますが、ときに私たちと現場担当者との間で方向性のズレが生じることも。私は現場の気持ちも分かる立場ですので、まずはしっかりと地区ごとの意見や事情を聞き、その上で落としどころを探りながら最適な提案を行っています。
今後の展望
今後は私をここまで育ててくれた他工事グループの業務改革を推し進めたいです。さらなる業務効率化のため現業務の見直しやDX化も推進しながら、業務のスリム化と強靭化を目指します。
また、これまでの長い歴史の中で大阪ガスネットワークが培ってきた保安力は、世界に誇れる資産です。将来的にはこのノウハウを国内外に展開したり、新たな収益モデルとしてビジネス化したりするような挑戦にも携わりたいと考えています。
学生時代は、多くの人の役に立てる公共的な仕事をしたいと考えていました。ちょうど就職活動をしていたタイミングで、東日本大震災が発生。テレビで被災地の様子が放送され、そこで復旧活動にあたっている当社社員が映っていました。被災地のお宅で、ガス管の修繕を行い、ガス漏れがないかを点検し、安全にガスを開通し、お客さまから「ありがとう」と感謝されている、そんな映像を見て、都市ガスの輸送供給事業に携わることで多くの人の役に立てるのではないかと思い、入社を考えるようになりました。

ここ数年はランニングに熱中しています。最初は体力づくりが目的でしたが、走る楽しさに目覚め、今ではフルマラソンやトレイルランニング(山岳マラソン)の大会に出場するほどになりました。
ランニング中は体が常に動いているからか、頭の中は対照的にクリアになります。心身のリフレッシュになりますし、課題を整理したり新しいアイデアを考えたり、思考を深める時間としても役立っています。